平成26年11月11日、熊本県立球磨商業高等学校にて

『危ない企業を見破れ!〜ビジュアル分析によるB/Sの見える化〜』と題し、

ビジュアル分析の講義を行いました。


1〜3年生まで全校生徒が集まり、ビジュアル分析の簡単なレクチャーの後、

演習問題を解いてもらいました。
高校生を対象とした講義は初めてであり、簿記を学んでいるとはいえ、

理解できたか不安いっぱだったのですが、果たしてその結果は??

ある1年生の言葉

 「売掛金が回収できてないということは、お金が足りないんじゃないの?」

 「あぁ、だから借金が増えているんだな」 等々

  数字の苦手な営業マンからは絶対に聞かれないような仮説が!
  (こんな仮説を立てられる社員が欲しいと思う社長さんも多いのでは?)

 当初の不安も杞憂に終わりました。

 

社会とのつながりを理解させる重要性

  「普段、BS・PLを作ることだけで頭がいっぱいであり、決算書を読むという視点はとてもよかった」

 「簿記を学んだとしても、それが実務でどう活かされるのか、社会とどうつながっているのか、

    実感がなかったが、倒産企業のケーススタディを学ぶことで、生徒たちも実感が持てたのではないか」

 などの有難いお言葉を、先生たちから頂きました!

 確かに、簿記を学んでも、机上で終わってしまうことが多いと思います。

 でも、倒産企業のケーススタディを学んで頂くことで、

 会社と簿記と資金繰りのつながりが理解できれば、社会人になったとしても、

 重要な知識を身に付けているという自信に、つながるのではないでしょうか。

 

 

 財務リスク研究所は未来を担う青少年育成のため、

 微力ではございますが、今後とも無償にて出張講座を続けて参ります。

 日本全国どこへでも参りますので、お気軽にご相談ください。

 

 球磨商のみなさん、ありがとうございました!

 これからもしっかりと学んで、立派な大人として活躍されることを祈っております。

 

 

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